職場に限らず、親しい人やよく接する人など全般的にいえることではありますが、
何気ない会話を覚えておくことって大事です。
その人自身のこと(出身地や血液型、兄弟、趣味、好きなもの…)はもちろん、
ご家族のこともです。
よく会話で『何人兄弟だったっけ?』とか『出身どこでしたっけ?』と前にも聞いたと思われる会話が繰り返されることがありますが、
いわれた本人は『前にも話したのに、覚えてくれてないのね、興味ないんだ…』と傷つくこともあると思います。
逆に、『お子さん、今年小学校入学だったよね』とか、『●●温泉って、○○さんの実家の近くじゃない?』
とか、ふとした会話で、会話が弾み、自分のことを知ってくれている、
理解してくれているという喜びや思いやりを感じることができ、一気に距離が縮まるときもあります。
こういう会話の瞬間が、人間関係の上で一番うれしい瞬間ではないかと思います。
安易にプライべートに触れることは禁物ですが、
ちょっとした気遣いで人間関係を良好なものにしていくのだと思います。
ただ、同じことを伝えても反応は人それぞれなので、
その人にあったコミニュケーションのとり方での会話を心がけないと、
気遣いや思いやりもうまく伝わらないかもしれません。
大事なのは、相手のこと、状況をよく見ておくこと。
細やかな思いやりが人間関係を良好なものにしてくれると思います。